八王子地域調査報告(産業技術総合研究所 西田 佳史)

国富を守るロボットとその安全の社会実装研究 (フィールドロボティクスの社会実装研究)(東京大学 福井 類)

災害対応無人化システムの取り組み(新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 川島 正)

スライド2災害対応無人化システム研究開発プロジェクトの取り組みを振り返り、研究開発マネジメント、研究開発成果及び実用化に向けた取り組みを紹介する。

プロジェクトでの取り組みと成果をハード面とソフト面から考察し、実用化された機器を紹介するとともに、今後の取り組みを紹介する。また、災害対応無人化システムのような特殊環境用ロボットシステムを実用化するための課題や今後の展開についても紹介する。

重量物ハンドリング遠隔操作荷揚台車の開発(株式会社東芝 中村 紀仁)

スライド1作業員の立ち入りが困難な有害汚染物質環境下にある設備において、階段、エレベータ等の移動手段に代わり、各種ロボット、各種資材等の重量物を各階に移送可能な「重量物ハンドリング遠隔操作荷揚台車」を開発した。重量物ハンドリング遠隔操作荷揚台車には、高所まで遠隔作業装置等の重量物を持ち上げることが可能な機能としてパイプジョイント方式を採用しており、また移送時に発生する横揺れを抑制するため、プラットホームに揺れ止め機構を実装している。本講演では、重量物ハンドリング遠隔操作荷揚台車の構造や一連の動作について紹介する。



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水に関わるロボット四題(九州工業大学 浦 環)

スライド3福島第一原発一号機トーラス室調査のための水上ロボット、原発沖合い数百メー トルの海底を調査する水中ロボット、被爆の危険をおそれずに海面を進み汚染水 をサンプリングする海面ロボット、そして津波被災の湾内を調査した海中ロボッ ト。1台の全自動ロボットと3台の遠隔操縦ロボットはどのように企画され、ど のように使われ、どのように成果を挙げたかを紹介します。

1月7日 災害対応ロボットワークショップ開催のお知らせ

 近年、国内外で発生している自然災害、インフラや産業施設の事故、原子力災害等に対して、災害対応ロボットの活躍が期待されています。
 災害対応ロボットを社会で創り育て、定着させるためには、どのような技術や施策、国内外の協力体制の構築等の取り組みが求められるか、その議論を深めるための体系的ワークショップとして

“災害対応ロボットワークショップ(NEDO特別講座)”

を、下記の要領で開催します。

 これはNEDO特別講座(ロボット技術経営)の一環として、昨年度から本年度にかけて計画しているもので、災害対応ロボットを社会に実装するための研究や技術のみならず、ソリューションや技術経営の観点から取り上げ、紹介するとともに、議論を深めます。昨年度まで実施されていたNEDOの「災害対応無人化システム研究開発プロジェクト」についても取り上げてまいりました。
 本講演が、本年度までの計画の最後の講演となります。是非、皆様、お誘い合わせの上ご参加いただけますよう、お願いいたします。

 なお、このワークショップの内容は、ロボットソリューションの体系的蓄積を念頭においたロボぺディアにアップロードいたします。本ワークショップへの多数のかたのご参画とともに、のちに後日ワークショップの内容を知っていただく上でも、特に、関連ロボット技術、ロボット教育、そして、ロボット技術経営の観点からも、このロボぺディアもあわせてご活用いただければ幸いです。

主催

独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、国立大学法人東京大学

日時

2014年1月7日 13:00〜16:40(開催の都合により時間が変更となることがあります)

場所

東京大学本郷キャンパス工学部2号館3階31A会議室

ご講演

① 災害対応用ロボットスーツについて(仮):筑波大学大学院 システム情報工学研究科 教授
   筑波大学 サイバニクス研究センター センター長
   CYBERDYNE株式会社 代表取締役社長/CEO 山海 嘉之
② 水に関わるロボット四題:九州工業大学 浦 環
③ 重量物ハンドリング遠隔操作荷揚台車の開発:株式会社東芝 中村 紀仁
④ 災害対応無人化システムの取り組み:独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 川島 正

詳細


① 災害対応用ロボットスーツについて(仮):筑波大学大学院 システム情報工学研究科 教授,筑波大学 サイバニクス研究センター センター長,CYBERDYNE株式会社 代表取締役社長/CEO 山海 嘉之


調整中


② 水に関わるロボット四題:九州工業大学 浦 環


スライド3福島第一原発一号機トーラス室調査のための水上ロボット、原発沖合い数百メー トルの海底を調査する水中ロボット、被爆の危険をおそれずに海面を進み汚染水 をサンプリングする海面ロボット、そして津波被災の湾内を調査した海中ロボッ ト。1台の全自動ロボットと3台の遠隔操縦ロボットはどのように企画され、ど のように使われ、どのように成果を挙げたかを紹介します。


③ 重量物ハンドリング遠隔操作荷揚台車の開発:株式会社東芝 中村 紀仁


スライド1作業員の立ち入りが困難な有害汚染物質環境下にある設備において、階段、エレベータ等の移動手段に代わり、各種ロボット、各種資材等の重量物を各階に移送可能な「重量物ハンドリング遠隔操作荷揚台車」を開発した。重量物ハンドリング遠隔操作荷揚台車には、高所まで遠隔作業装置等の重量物を持ち上げることが可能な機能としてパイプジョイント方式を採用しており、また移送時に発生する横揺れを抑制するため、プラットホームに揺れ止め機構を実装している。本講演では、重量物ハンドリング遠隔操作荷揚台車の構造や一連の動作について紹介する。


④ 災害対応無人化システムの取り組み:独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 川島 正


スライド2災害対応無人化システム研究開発プロジェクトの取り組みを振り返り、研究開発マネジメント、研究開発成果及び実用化に向けた取り組みを紹介する。

プロジェクトでの取り組みと成果をハード面とソフト面から考察し、実用化された機器を紹介するとともに、今後の取り組みを紹介する。また、災害対応無人化システムのような特殊環境用ロボットシステムを実用化するための課題や今後の展開についても紹介する。

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参加費は無料です

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なお,当日は「RTM・RTCセミナー」を開催いたします.こちらも合わせてご参加ください
当日,会場での登録も可能ですので,お誘い合わせの上,ご来場ください.会場受付では皆様にお名刺を頂戴しておりますので,お名刺をご持参くださいませ.

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小型移動ロボットの開発(千葉工業大学 吉田 智章)

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作業員の立ち入りが困難なプラント災害時にプラント内階段を移動して情報収集することを想定し、NEDO災害対応無人化システム研究開発プロジェクトにおいて小型移動ロボットと、その操縦訓練シミュレータ、収集した情報を三次元地図上に表示する汚染状況マッピングシステムを開発した。本講演では開発した小型移動ロボットと、これを改良してさらに信頼性を向上させた新しい開発中のロボットについて報告する。また同プロジェクトで開発した汚染状況マッピングと操縦シミュレータについても紹介する。



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災害対応用高所作業ロボット”Super Giraffe”(三菱重工業株式会社 藤田 淳)

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三菱重工は昨年度のNEDO「災害対応無人化システム研究開発プロジェクト」に参画し狭隘部遠隔重量物荷揚/作業台車(以後ロボット)の開発を担当しました。

このロボットの特徴は、災害現場における高所(8m)マニピュレータ作業を遠隔操作で行える点で、人が容易に近づけない場所での活躍が期待されます。また、狭い建屋の中でも自在に移動できるよう設計する必要が有り、移動機構に4輪駆動4輪操舵台車を採用することで、高い機動性も獲得しました。

講演では、ロボット開発に携わったエンジニア視点による解説と、約10か月という短期間での開発を可能とした工夫や技術等、完成したロボットを見るだけでは分からない秘密をお伝えしたい。


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