6月11日:日本を元気にするロボットサービスビジネスセミナー   ~地域でキラリと光るロボットソリューションのフロンティア~ 開催のお知らせ

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本セミナーでは、サービスロボットビジネスに重要な役割を果たす「損害保険」に係る知見を深めるとともに、各地で先駆的にロボットサービスビジネスに挑戦するフロンティア的企業の活躍ぶりを紹介いたします。これにより、我が国サービスロボットビジネスの活性化に向けた課題等の共有、地域間連携の強化、ビジネス気運の向上等を図るのが本セミナーの目的です。
  ロボットサービスの事業者、ロボット技術者の皆様を始め、関心のある方々、広く一般の皆様の聴講も歓迎します。

 このセミナーで利用されるパワーポイントは、ロボットソリューションの体系的蓄積を念頭においたサイト、ロボペディアに集積していきます。
      http://robopedia.sakura.tv
 本セミナーへの多数の方々のご参画とともに、後日セミナーの内容を知っていただき、特に、関連ロボット技術、ロボット教育、そして、ロボット技術経営の観点からも、このロボペディアもあわせてご活用いただければ幸いです。

主催

千葉工業大学、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、国立大学法人東京大学

日時

2013年6月11日 15時15分から17時30分まで

場所

東京大学本郷キャンパス工学部2号館3階31A会議室

参加費

無料

ご講演

①サービスロボットに係るリスクと保険:株式会社損害保険ジャパン 桂 浩晃
②役立つロボットづくりを目指して:株式会社テムザック 高本 陽一
③ロボットが築くスマートな社会に向けたNEDOの取り組みと見通し:独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 技術開発推進部 真野 敦史

詳細


①サービスロボットに係るリスクと保険:株式会社損害保険ジャパン 桂 浩晃


スライド1サービスロボットは様々な種類があり、その関係者の方も様々です。よって、そのリスクもそれぞれ相違します。
現在、「ロボット保険」といった汎用商品は、基本的に存在しません。ただし、そのリスクを補償する商品は既存商品(動産総合保険、施設賠償責任保険など)の組み合わせで可能です(原則として個別の商品設計となります)。
なお、ロボットの特徴・管理方法・使用方法などにより、保険引受の可否や保険条件、保険料などが大きく異なります。
ロボットの関係者の方は、ご加入される保険の内容をよくご理解いただいた上で、 想定される事故やリスクを踏まえ、当事者として適切な保険を手配することが必要と考えられます。


②役立つロボットづくりを目指して:株式会社テムザック 高本 陽一


スライド1 株式会社テムザックは、2000年に創業した福岡県に本社・研究所を持つ、ロボット専業メーカーです。
ユーザーニーズと様々なロボットテクノロジーとをうまくマッチングさせ、人に近い場所でロボットを便利に使ってもらう為の製品化開発を目指しております。
 叉、当社保有の特許技術を使用した、携帯電話等の電話回線を使った遠隔操作ロボットの開発・製作も得意としており、家庭用お留守番ロボット「ロボリア」は携帯電話を利用した一般家庭向けロボットとして量産販売いたしました。
 その他、現在まで製品販売を行った様々なロボットの紹介及び実社会でのロボット導入例をご紹介します。


③ロボットが築くスマートな社会に向けたNEDOの取り組みと見通し:独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 技術開発推進部 真野 敦史


スライド1 NEDOは、産業競争力の強化等に向けて、技術開発のナショナルプロジェクト”のみ”を実施している訳ではありません。将来の市場やグローバルな競争を見据えて、競争力の強化に資する多くの取り組みを実施しています。
 例えば、技術の国際標準化、開発者で構成するパートナーシップの運営、将来を見据えた未来像や技術開発課題とロードマップの提示、普及シナリオの調査、大学と連携したNEDO特別講座の設置(人材の育成・交流等)、「ロボット白書」の作成などに、産学官連携の「コーディネータ」となって取り組んでいます。これらの活動を通じて貴重な国税を投じた研究開発の成果を世の中に普及させ、我が国の産業競争力を高めることを通じて、国富として国全体に還元していくことが重要ですし、技術開発プロジェクトのみで競争力が高まるものでもありません。
 今回の講演では、NEDOのロボット技術開発プロジェクトの状況や今後の見通し、ロボット技術の普及を見据えた将来像など、ロボット開発に関連した最新の取り組みや関心事項等をご紹介いたします。

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