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”ロボット化産業”のビジネスモデル創出のキーアプローチとロボット技術、データベース、コミュニティソリューションの役割(千葉工業大学 石黒 周)
【概要】
生活とサービス領域における「ロボット化産業」のビジネスモデル創出手法を提示する。その手法では、ビジネスモデルの考案にあたり顧客、競合、コスト、マネジメント、イノベーションの5つの視点と、暗黙知の形式知化、顧客との価値共創、トータルバリュープロポジション、パーソナライゼーションの4つのアプローチを取り入れる。これらのアプローチにロボット技術(RT)とデータベース(DB)というツールを取り入れることにより各視点間で生じるトレードオフの関係に新たな最適点を導き出す方法を考案する。また、高齢者や要介護者を対象としたロボット化事業に対してはRT、DBに加え、コミュニティ・ソリューション(CS)ツールを組合せる手法を考案し、A社が開発した高齢化が進む団地を一つのコミュニティ事例として、B社が検討中の高齢者向けの新事業の創出検討の中で、その手法と各ツールの役割を検証する。