次世代ロボットの法的課題について(花水木法律事務所 小林 正啓)

スライド1わが国が次世代ロボットの開発に取り組んで久しいが、法制度の整備は未だ緒に就いたばかりである。わが国の次世代ロボットが直面する法的課題の現状と将来、世界的取組の一端についてご紹介する。

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「地域・コミュニティーを活用したロボットシステム共創」について(千葉工業大学 平井 成興)

平井 ロボット技術にイノベーションの基盤として期待がよせられて久しい。その一方で、社会へのロボット導入はなかなか進まない状況にある。ロボットの研究開発やプロジェクトの成果の活用を促進するためには、プロジェクトに参画してきた開発者自身の努力だけでなく、社会実装を視野にいれた様々な組織や人材を巻き込んだ普及方法など、新しい工夫が必要と考える。本プロジェクトは地域・コミュニティの特性を活用することでロボットの社会実装実現を強化しようというものである。応用を目指す人材に知れ渡るようにすることをはじめ、実社会のなかでどのようなニーズがあるのか、ロボットの非専門家であるユーザとロボット研究者・技術者・開発者をどのように繋いでゆくのか、社会実装のネックとなっている問題は何なのであるかといった総合的なソリューションの構築を目指している。

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RTミドルウェアの実用化の取り組み ~機能安全対応RTミドルウェア「RTMSafety」~(株式会社セック 中本 啓之)

スライド1RTミドルウェアを実用レベルで利用するためには、安定性や品質、メーカによる保守など、現状まだいくつかの課題があります。
本発表では、RTミドルウェアを適用したロボットシステムの実用化に向けた課題を示すとともに、その解決策として、実用的なRTミドルウェアの実装とその適用事例について紹介します。
特に、人の生活支援をするサービスロボットにおいては、安全性・信頼性の確保が重要な課題となっています。そこで、安全かつ信頼性の高いサービスロボットを短期間、低コストで実現する機能安全に対応したRTミドルウェア実装「RTMSafety」について、開発の背景や機能概要、適用事例について紹介します。
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産業競争力懇談会 平成24年度 最終報告書(産業競争力懇談会)

摘要

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下記のリンクからダウンロード出来ます.
http://robot-education.sakura.ne.jp/files/130423/cocn_seminar_summary.pdf

最終報告書本文

下記のリンクからダウンロード出来ます.
http://www.cocn.jp/common/pdf/thema50-L.pdf

最終報告書付録

下記のリンクからダウンロード出来ます.
http://www.cocn.jp/common/pdf/thema50-L2.pdf

※当ロボペディアでは、特別に許可を頂き,リンクを共有させて頂いております.

”ロボット化産業”のビジネスモデル創出のキーアプローチとロボット技術、データベース、コミュニティソリューションの役割(千葉工業大学 石黒 周)

スライド1【概要】
生活とサービス領域における「ロボット化産業」のビジネスモデル創出手法を提示する。その手法では、ビジネスモデルの考案にあたり顧客、競合、コスト、マネジメント、イノベーションの5つの視点と、暗黙知の形式知化、顧客との価値共創、トータルバリュープロポジション、パーソナライゼーションの4つのアプローチを取り入れる。これらのアプローチにロボット技術(RT)とデータベース(DB)というツールを取り入れることにより各視点間で生じるトレードオフの関係に新たな最適点を導き出す方法を考案する。また、高齢者や要介護者を対象としたロボット化事業に対してはRT、DBに加え、コミュニティ・ソリューション(CS)ツールを組合せる手法を考案し、A社が開発した高齢化が進む団地を一つのコミュニティ事例として、B社が検討中の高齢者向けの新事業の創出検討の中で、その手法と各ツールの役割を検証する。



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RTによる高齢者生活支援の実用化ビジネスモデルを目指して(九州大学 長谷川 勉)

スライド1【概要】
北九州市は人口100万規模以上の政令 都市では最も高齢化が進み、傾斜地居住高齢者も多いという地域特性がある。住民組織である自治会やNPO
による交通弱者支援・買い物支援などの活動とキーパーソンのネットワーク、大企業から中小企業までのRT産業の技術開発力の蓄積、福祉リハビリ施設や高齢者介護施設の介護従事者と経営者、種々の地域再生活動を行っている大学教員と学生、および行政における医療福祉関連執行予算について調査し「見える化」したうえで、実現しうるサービスとビジネスモデルを提案することを目指す。本講演では、これまでの経緯と調査体制について報告する。



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大学における現場教育と実社会への橋渡しの必要性 (千葉工業大学 富山 健)

スライド1

大学における教育は現場体験を有機的に取り入れるべきだと考える.RTを活用した研究においては,実際に現場から出たニーズベースの開発とそ の成果の社会還元が強く求められている.一方,ロボット産業がなかなか立ち上がらない一因は,ロボット研究・開発が面白過ぎることだと考え る.ほとんどのロボット技術者にとって,自分の開発したロボットが現場で使われるかどうかは,少なくともトッププライオリティではない.よって,大学における研究・開発は産業化には容易に結びつかない.この状況を打破するためには,現場を体験し実社会の要求に応えることの充実感を 身を持って知る,ことを大学教育の一部として取り入れる必要がある.ここでは,介護作業支援を現場体験とともに大学における研究・教育活動に とりこみ,それを実社会に結びつける試みと,その成果として生み出されたベンチャーとの連携事例などを紹介する.



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よく生き よく死ぬ 未来つくり (株式会社aba “あば” 宇井吉美)

スライド1
 高齢化社会の今、医療や介護をマンパワーのみで支えることは難しい。この課題を解決するべく、私たちabaは技術を持って医療介護業界を支えていきたいと考えている。第一製品は寝たきりの高齢者の排泄を検知する「排泄検知シートLifilm(リフィルム)」である。いつ、排泄があったのかをデータ蓄積し、排泄タイミングを事前に介護士に知らせることを目的としている。また単なる排泄情報提供に留まらず、情報の使い方を含めたコンサルティングまでを全体のサービスとしている。本講演では、Lifilmの開発経緯、Lifilmの今後の展望、abaが目指す医療介護業界の未来について講演する。



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